ここではまず”レバレッジ”とは一体何なのか、
日本でもよく聞く「ハイレバレッジは危険」というのは本当なのか?
ではなぜ海外では”常識”とされているのかを探っていき、
世界でもっとも最大レバレッジが高い3社をご紹介します。
まず、レバレッジとは
レバレッジ(Leverage)は「テコの原理」を意味する言葉ですが、経済においては借入金や社債などを利用して投資をすることで利益率を高める方法をいいます。 テコを使えば小さな力でも重いものが持ち上げられるように、レバレッジを利用すれば「自己資本は少なくても大きな資本を動かすことができる」ということです。
つまり、少ない資金を元本に元本以上のFX取引を行うことが出来るということです。
ここでまず、日本国内のFX業者を見ると、最大でレバレッジ25倍となっています。
これは金融庁の取り決めで決まっているためです。
(今後さらに10倍まで引き下げられる見通し)
それに対して、海外FX業者はレバレッジ500倍以上のハイレバレッジ取引を魅力として、近年では日本人の利用者も非常に多くなっています。
25倍と500倍で比較すると、同じ取引に必要な金額は20分の1です。
つまり国内FXで20万円が必要な取引を、海外FXでは1万円で取引が出来るということです。
なぜ日本のレバレッジはこれほど規制があるのか?
これには、『追証』と『ゼロカット』の有無が関係しています。
レバレッジをかけて、少ない資金で取引を行えるということは、その分マイナスになった時に
そのマイナス分を補える証拠金が口座に必要となります。
海外FXでは『少ない資金で取引できる』というのを魅力にしているため、ここで追加証拠金が必要となると本末転倒になってしまいます。
そこで海外FXでは『ゼロカット』というシステムを採用しています。
「ゼロカット」とは簡単に説明すると「追証」が絶対に発生しないシステムです。
口座残高がマイナスの状態になってもゼロにリセットしてくれるため、
海外FX口座へ入金した元本以上のお金を払う必要はどのような状況になっても発生しません。
国内証券会社の場合は10万円入金したとしても場合によっては10万円以上の損失が発生して、
マイナスとなった分の証拠金を追加で支払わなければならない「追証」という請求がくるというのが通常です。
この「追証」が怖くてFXに手を出すことができない方も中にはいるでしょう。
日本国内の証券会社や金融庁がレバレッジを最大25倍としているのは、この追証での元本以上の損失を抑えるためです。
しかし、ゼロカットを採用している海外FX口座では「追証」の心配は一切ありません。
急な値動きがあった場合でも海外FXではマイナスになった分を補填してくれるという『ゼロカット』システムが広く普及しているおかげで、安心してレバレッジをかけた取引が可能になるということです。
このように、思わぬ相場変動で元本以上の損失が発生しないよう配慮されたゼロカットは、海外では一般的なシステムですが、
日本国内ではゼロカットは採用されていないのが現状です。
このゼロカットが日本国内で採用されていない理由は、
[金融先物取引業取扱規則]で国内のFX業者はゼロカットを採用する義務がないためです。
[金融先物取引業取扱規則]
(ロスカット取引が機能しなかった場合等の対応)
第4条 会員は、電子情報処理組織の異常その他の理由によりロスカット取引の実行がで
きなかった場合における顧客への対応方針を定めるものとする。2 前項の対応方針は、会員の責に帰すことができない事由を除き、投資者の保護に
資するよう定めるものとする。3 会員は、ロスカット取引が行われることとなっている場合であっても、ロスカッ
ト取引により顧客の預託する証拠金額を上回る損失が発生する可能性がある旨、あ
らかじめ顧客に適切に説明するものとする。
ゼロカットを採用するということは、マイナスになってしまった残高をブローカーであるFX業者が負担せねばなりません。
国内FX業者からすれば、
「追証が当たり前の日本でわざわざゼロカットを採用するメリットがない」ため
「マイナス残高になる可能性があるのでお客様が負担してくださいね」と説明していればOKなのです。
※国内FX業者の場合、サイトの一番下にこのような記載があります。
こういった金融取引における海外とのギャップはまだまだ埋まりそうにありません。
もっとハッキリ言いますと、追証がある限り(元本を上回る損失の発生がある限り)
国内FX業者を利用するメリットはない
とも言えるかと思います。
もちろん国内に資金があるという安心感や、何かあった時のサポートが日本人対応というのはあるかもしれません。
しかし、国内に資金があるからといって安全とは言い切れませんし、今や入出金などはオンラインウォレットで事足ります。
海外FX会社もこうした流れを受けて近年では日本人サポートを充実させていますし、
元本以上の損失が発生しないのなら、
どうせだったらレバレッジをかけた有利な条件で取引を行いたい。
そこで、海外FXの中でも特徴的な3つのハイレバレッジ海外FX業者を比較したいと思います。
①初めての海外FXで不安があるなら鉄板の
≪XM≫ レバレッジ最大888倍
②XMでは物足りないがボーナスは欲しいなら
≪HotForex≫ レバレッジ最大1,000倍
③ボーナスは不要でとにかく最大レバレッジの
≪FBS≫ レバレッジ最大3,000倍
①日本人利用者が最も多い≪XM≫
XMは『完全日本語サポート対応』で24時間日本人がメール、チャットサポートに対応してくれます。
管理人もはじめての海外FXで開設した口座で、何度かサポートに連絡しましたが本当にサポートが丁寧。
いまでは『海外FXといえばXM』といえるほどに日本人利用者も多いです。
レバレッジは最大888倍。
この最大888倍という文字が少しやっかいで、下記条件により規制がかかる点が難点です。
口座の残高が20,001ドル(およそ210万円)を超える場合、レバレッジは200倍へ引き下げられます。
100,001ドル(およそ1,000万円)を超える場合は100倍にまで引き下げられます。
そこまで大きな取引を行わないという場合は、はじめての海外FXとしては最もオススメ出来ます。
また、ボーナスも付与され取引に利用できるため、少額でスタートするのにうってつけです。
・新規登録ボーナス:3000円のボーナスが最初から付与されています。
・入金ボーナス100% 最大500ドル:5万円を入金した場合、ボーナス5万円が付与。
・100%ボーナス終了後:最大4500ドルの20%入金ボーナス
・ロイヤルティボーナス:取引度にXMポイントが貯まり、ボーナスor現金に還元可能
他にも、国内銀行から入金が可能であったり基本通貨を日本円で管理できる点も、海外FX初挑戦といった層に受け入れられている要因になっています。
888倍のハイレバレッジで海外FXの”常識”を経験すると、もう日本のFX業者には見向きもしなくなります。
②レバレッジ制限ほぼ皆無の≪HotForex≫
Hotforexは創業こそXMとほぼ同時期でしたが、近年になって本気を出してきた海外FX業者です。
あらゆる面においてXMの上位互換を狙っていると思われる対抗ぶりで、急速に日本人トレーダーを増やしている注目株。
レバレッジは最大1000倍(マイクロ口座のみ対応)
XMの弱点であったレバレッジ規制が、Hotforexでは40万ドルからと、
実質無制限に近いレバレッジ1000倍を実現しています。
(XMのレバレッジ制限は2万ドルから)
ただし、まだ日本語対応しきれていない部分があったり、サポート面ではXMに劣ります。
また、基本通貨がドルかユーロのみのため、日本円での資金管理は出来ません。
とはいえ慣れてしまえばドル表記でも取引に支障はないため、デメリットと呼ぶほどでもないかもしれません。
入出金はクレジットカード(VISA、JCB)で可能。
オンラインウォレットも問題なく使えます。
続いてマイクロ口座のボーナスについて
・入金ボーナス100%:100ドル以上の入金で最大3万ドルまで100%のボーナス付与。
・追加ボーナス30%:50ドル以上の追加入金で最大7,000ドルまで30%のボーナス付与。
これもXMに対抗したボーナス設定になっており、まさにXMの上位互換といった感じです。
XMのレバレッジ888倍では物足りない場合はHotforexのマイクロをお勧めします。
③レバレッジ最大3,000倍の規格外≪FBS≫
とにかく小資金でFXを始めたいなら≪FBS≫
FBSは世界中で利用者が急増しており、ハイレバレッジの最先端といっても過言ではありません。
とにかく他の追従を許さない最大3,000倍のレバレッジが最大の魅力。
10ドルの入金で3万ドルの取引が可能というまさに効率の最大化。
ただしこちらもHotForex同様まだ日本語対応しきれていない部分があったり、サポート面ではXMに劣ります。
基本通貨もドルかユーロのみのため、日本円での資金管理は出来ません。
入出金はクレジットカードやオンラインウォレットで問題なく行えます。
3,000倍の圧倒的レバレッジを誇るFBSですが、こちらも残高による制限があります。
口座残高によって段階的に、
200ドルまで:レバレッジ3,000倍
201ドル以上~2,000ドル:レバレッジ2,000倍
2,001ドル以上~5,000ドル:レバレッジ1,000倍
といったように制限がかかりますので、この点は注意が必要です。
ボーナスに関しては、豊富なボーナスプランが用意されていますが、
100%入金ボーナスを受け取るとレバレッジが500倍に制限される等のデメリットがあるため、
スタンダード口座を利用してボーナスは受け取らないというのがハイレバレッジ取引には最適です。
唯一無二の3,000倍というハイレバレッジでFX取引を行うことが出来るのはFBSだけ。
特に200ドル(およそ2万円)以下の資金で3,000倍のレバレッジをかけられるというのは、少額投資にはうってつけと言えます。
以上3つのハイレバレッジ海外FX業者をご紹介しましたが、上記3つの業者共通で
追証なし、ゼロカットに対応しています。
つまり、ご自身が入金して取引を行い残高がマイナスになってしまった場合でも、
日本の証券会社と違い、いかなる場合でも追加の請求等は絶対に来ません。
口座残高がマイナスの状態になってもゼロにリセットしてくれるため入金した以上のお金を払う必要はどのような状況になっても発生せず、安心して取引を行うことが可能です。
※投資元本を失うリスクはあることはご留意ください
この追証なしのゼロカットが採用されているため、投資元本以上の損失にはならないのが海外FX口座を利用する最大のメリットです。
海外FXの中でもこれらのハイレバレッジ運用可能な業者を選ぶことで、投資元本を少なく、リスクを最小限にした少額取引が可能になります。
1万円の証拠金を元本に取引可能なロット数表
①初めての海外FXで不安があるなら鉄板の
≪XM≫ レバレッジ最大888倍
②XMでは物足りないがボーナスは欲しいなら
≪HotForex≫ レバレッジ最大1,000倍
③ボーナスは不要でとにかく最大レバレッジの
≪FBS≫ レバレッジ最大3,000倍
日本のFX業者で取引を行っていると、いつか追証で痛い目にあいます。
そうならないためにも、自衛のため海外FX口座をぜひ活用してみてください。