FX(外国為替証拠金取引)では、MT4(Meta Trader4)というPCソフトと、
EA(エキスパートアドバイザ)というツールを使用することで、完全自動売買することが可能です。

 

ただし、自宅パソコンでこのMT4を利用すると以下のような問題が出てきます。

・パソコンの電源を切れない
・インターネット接続を途切れさせることができない
・Windowsアップデートなどによる不意な再起動でMT4が動かなくなる

 

このように、自動売買だからこそ普段放置できてしまう分、
『気づいたら売買がされていなかった…!』という事態が起こり得てしまいます。

 

 

ここでは、そういったリスクを回避する手段として
VPS(バーチャル・プライベート・サーバー)を利用する手段をご紹介します。

 

VPS(バーチャル・プライベート・サーバー)とは
「仮想専用サーバー」というネットワーク上のPCをレンタルして、お持ちのノートPCやMacからアクセスすることで操作が可能ですので、電波環境やPC電源を気にする必要がありません。

(VPS操作時はPC画面が英語表記に変わりますが、各配置は一緒です)

 

管理人も利用している海外FX口座『XM』でご紹介します。

XMの説明はコチラ→口座開設とMT4インストールについて

 

XMの場合、ログイン後画面上部分の「口座」タブから
プロフィール欄に「VPS」という項目があります。

この「VPS」から、XMが提携するVPSサーバー「Beeks」を利用することが出来ます。

XM提携のVPSお申込みはコチラからもお申し込み可能です。

 

BeeksのVPSは、日本語によるチャットサポートも充実しており、安心して運用が可能です。

Beeks日本語サポートはコチラ

 

月額28ドル(3,000円程度)の利用料金がXM口座から自動で引き落とされますが、
口座証拠金が5,000ドル以上ある場合、利用料は無料となります。

「VPSをリクエストする」を押すと、XMで登録したメールアドレスへ数分でBeeks社から以下のような案内のメールが届きます。

  • IPアドレス:149.〇.〇〇.〇〇〇:〇〇〇〇という数字
  • ユーザーネーム:Administrator
  • 初期パスワード:初期ログイン時にのみ使うパスワード

パソコンからこのメールを開き、下の「RDPファイルダウンロード」をクリックします。

 


Beeksfx

RDPファイルをダウンロードすると、このアイコンからVPSへアクセス出来るようになります。

 

ログイン画面になれば「Password」に先ほどのメールに記載されていたパスワードを入力します。
※セキュリティー上、コピーアンドペーストは出来なくなっていますので手動で入力ください。

続いて、初期パスワードからご自身の任意のパスワードへ変更しなければなりません。

このとき、パスワードは「大文字・小文字・数字を組み合わせて10文字以上」である必要があります。

※Confirm passwordにはパスワードを再度入力します。

 

上記の画面に切り替われば、VPSを操作可能になります。

画面上部の青いバーは、VPS画面を閉じたい時に使います。
青いバー一番右の✖を押すと、VPS画面を閉じて自身のパソコン画面へ戻ります。

※VPSでEAを作動させる場合は、この青いバーから画面を閉じてください。

 

このVPSには、XM提携のMT4が既にインストールされています。

上のアイコンをダブルクリックすると、MT4画面が表示されます。

 

初回MT4起動時に、IDとパスワード、サーバーを入力します。

(VPS操作時に画面が英語表記になっていても各配置は一緒です)

ID:口座開設時にメールで届いた数字8桁です。

パスワード:口座開設時に作成した任意のパスワードです。

サーバー:口座開設時にメールに記載されている「XMTrading-○○数字」です。

 

 

~メールに記載されているサーバーの数字が表示されない場合の対処法~

MT4画面左上の「ファイル」→「デモ口座の申請」ウィンドウの下までスクロールして頂き、
「+ 新しいブローカーを追加します」という検索欄に「XMTrading」と入力→スキャン


スキャンが終了するのを待ち「キャンセル」で画面を閉じます。

その後、MT4左上「ファイル」→「取引口座にログイン」を選択すると
再度ログイン画面が表示され、ここにサーバーが追加されていますのでログインしてください。

 

 

※MT4の起動についてもXMでサポートしてくれますので、ご不明な場合はXMサイト画面右上のチャットサポート「ライブチャット」をご活用ください

 

 

 

取引口座へ正常にログインできた場合、下図のように画面右下に接続状況が数字で表示されます。

 

以下のように「回線不通」や「無効な口座」など文字が表示される場合は、口座に正常にログイン出来ておらず、何らかのエラーが発生しているためXMのサポートセンターへお問い合わせください。

MT4へ正常にログインが出来れば「MT4へEAを導入」して自動売買を行うことが可能です。

 

 

※取引口座を増やしたい場合、コチラから追加口座を開設ください。

https://xmtrading.com/jp/

 

このVPS上のMT4にEAをセットすることで、自宅パソコンの電源をOFFにしていても常にクラウド上で自動売買が行われる仕組みになります。

 

MT4の設定はコチラ→口座開設とMT4インストールについて

VPSの日本語によるチャットサポートはコチラBeeks日本語サポート